ぼちぼちいこか
上高地新緑
- 2013-05-18 Sat 10:25:19
- 穂高
ここのところの晴天続きで上高地の新緑も一気に進んだようだ。
ひと月も白一色の世界で過ごしてきた身には緑が目にまぶしい。

(2013/05/17 上高地にて)
河童橋のあたりはいつも人で賑わっているけれど、橋を渡った対岸の少し上流にベンチがポツンとある。
わずかな距離なのだがここはいつも静かなのでお気に入りの場所。

(2013/05/17 上高地にて)
何だか小っ恥ずかしくなるくらいの風景ですね…
さて、そろそろニリンソウも咲き始めるかな?
ひと月も白一色の世界で過ごしてきた身には緑が目にまぶしい。

(2013/05/17 上高地にて)
河童橋のあたりはいつも人で賑わっているけれど、橋を渡った対岸の少し上流にベンチがポツンとある。
わずかな距離なのだがここはいつも静かなのでお気に入りの場所。

(2013/05/17 上高地にて)
何だか小っ恥ずかしくなるくらいの風景ですね…
さて、そろそろニリンソウも咲き始めるかな?
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白出沢
- 2013-05-09 Thu 17:12:28
- 穂高
昨日、白出沢(しらだしさわ)で死亡事故があった。
いろいろな意味でとてもショックである。

(2012/04/24 白出沢俯瞰)
お亡くなりになったのは地元の飛騨高山で病院を営む医師の方であり、
この方は山の経験、実績、実力ともに十分お持ちのエキスパートであったと伺っている。
昨日の穂高は快晴ではあったがとんでもない強風が朝から吹き荒れていた。
しかもその風向きは通常とは逆の東からであった。
特に小屋の東側(涸沢側)では立っていられないような嵐風が吹き、午前中は屋外での作業をあきらめざるを得なかった。
事故の原因は落石による滑落とのことだが、この強風が何らかの影響を及ぼしたのかもしれない。
そしてここ数日は気温も上昇傾向で、ガチガチに固まっていた山が少しゆるみ始めてもいた。
しかしそのような山の状況は「今から考えれば」というものであって、
事故当日の昨日はこの上ない晴天でもあったのだ。
それも春のこの時期にしては珍しくどこまでも見渡せるほどに澄んだ青空の…
前日の7日には山荘関係者が白出沢を下山しているし、
仮に事故当日の昨日に私が下界から入山予定であったとすれば、おそらく何のためらいもなく白出沢を登路にしていたと思う。
そして稜線の強風を行動中に察知出来たとも思えない。
つまりその日に存在していたであろう山のリスクに対して、
現地を知りつくした者であっても、それを避けることは難しかったと感じる。
白出沢は我々穂高小屋の人間にとっては云わば通勤路みたいなルートである。
古くはボッカ道として小屋の生命線であったし、現在でも下界と小屋とを最短時間(&距離)で結んでいる。
しかし残雪期には落石のリスクが高いルートであることも確かで、
私が新人の頃、入山途中に谷を向いて休もうとしたところ先輩に「そんな休み方したらラク(落石)が飛んできてもわからんやないかっ!」とたしなめられた事を覚えている。
穂高岳山荘90年の歴史の中で、白出沢で従業員が落石事故に遭ったというのを聞いたことがないのだが、
それは単に今まで運が良かっただけなのかもしれない。
近々下山を予定しているが、今のコンディションではヘルメットを着用して涸沢へ降りるしかない。
今春の大型連休には穂高で死亡事故が起きなかったことに胸をなでおろしていた。
なのでこの訃報は残念でならないし、
事故現場が我々の親しむ白出沢であり、
状況からして我々が事故の当事者となっていても何らおかしくもなかった訳で、
二重三重の意味で悲しい出来事である。
お亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈りさせていただきます。
いろいろな意味でとてもショックである。

(2012/04/24 白出沢俯瞰)
お亡くなりになったのは地元の飛騨高山で病院を営む医師の方であり、
この方は山の経験、実績、実力ともに十分お持ちのエキスパートであったと伺っている。
昨日の穂高は快晴ではあったがとんでもない強風が朝から吹き荒れていた。
しかもその風向きは通常とは逆の東からであった。
特に小屋の東側(涸沢側)では立っていられないような嵐風が吹き、午前中は屋外での作業をあきらめざるを得なかった。
事故の原因は落石による滑落とのことだが、この強風が何らかの影響を及ぼしたのかもしれない。
そしてここ数日は気温も上昇傾向で、ガチガチに固まっていた山が少しゆるみ始めてもいた。
しかしそのような山の状況は「今から考えれば」というものであって、
事故当日の昨日はこの上ない晴天でもあったのだ。
それも春のこの時期にしては珍しくどこまでも見渡せるほどに澄んだ青空の…
前日の7日には山荘関係者が白出沢を下山しているし、
仮に事故当日の昨日に私が下界から入山予定であったとすれば、おそらく何のためらいもなく白出沢を登路にしていたと思う。
そして稜線の強風を行動中に察知出来たとも思えない。
つまりその日に存在していたであろう山のリスクに対して、
現地を知りつくした者であっても、それを避けることは難しかったと感じる。
白出沢は我々穂高小屋の人間にとっては云わば通勤路みたいなルートである。
古くはボッカ道として小屋の生命線であったし、現在でも下界と小屋とを最短時間(&距離)で結んでいる。
しかし残雪期には落石のリスクが高いルートであることも確かで、
私が新人の頃、入山途中に谷を向いて休もうとしたところ先輩に「そんな休み方したらラク(落石)が飛んできてもわからんやないかっ!」とたしなめられた事を覚えている。
穂高岳山荘90年の歴史の中で、白出沢で従業員が落石事故に遭ったというのを聞いたことがないのだが、
それは単に今まで運が良かっただけなのかもしれない。
近々下山を予定しているが、今のコンディションではヘルメットを着用して涸沢へ降りるしかない。
今春の大型連休には穂高で死亡事故が起きなかったことに胸をなでおろしていた。
なのでこの訃報は残念でならないし、
事故現場が我々の親しむ白出沢であり、
状況からして我々が事故の当事者となっていても何らおかしくもなかった訳で、
二重三重の意味で悲しい出来事である。
お亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈りさせていただきます。
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連休点描2013
- 2013-05-06 Mon 12:40:38
- 穂高
大型連休も今日でおしまい。
ちょっと振り返ってみると…

(2013/04/29 奥穂岩峰)
4月としては強い寒気の影響で大雪となってしまい、
初日の28日は入山規制という事態で今年の大型連休は始まった。

(2013/05/03 常念岳と朝陽)
天候回復後も寒気の影響で低温状態。
ちなみにこの写真撮影時は気温−14℃、風速25mで体感気温は−40℃にもなっていたであろうか。

(2013/05/04 あずき沢にて)
しかし連休後半は天候も安定、ぞくぞくと涸沢から登山者の方が登ってみえた。

(2013/05/04 奥穂雪壁)
奥穂高岳へのルートの核心、…雪面固いから気をつけて!

(2013/05/04 北尾根三・四のコル下部)
あんなとこにも人が…
トレースが全く残らないことに雪面の固さが見て取れる。

(2013/05/05 レスキューフライトの長野県警ヘリ「やまびこ」)
連日の出動、たいへんにご苦労様です。
たくさんの事故が起きてしまったけれど今春は穂高で死亡事故がなかった(たぶん…)のはよかったです。

(2013/05/05 あずき沢にて)
ついに素手に半袖の方発見!
連休後半は陽光ふりそそぐ本来の春山に。

(2013/05/05 あずき沢にて)
もうちょっとで小屋ですよ。 がんばっ!

(2013/05/05 白出のコルにて)
この装備で奥穂行って来ました。
…ぼく、キマっとんなぁ〜

(2013/05/04 涸沢槍付近)

(2013/05/04 涸沢岳より前穂高岳)
ほんとうに連休の前半と後半では全く山の表情が違った。
小屋ごと飛ばされるのではないかと思う程の凄まじい烈風、
ものの数分で指先の感覚がなくなる程の寒さ、
掘っても掘っても埋められる雪…
陽光が降りそそぎ、
爽やかな風に気持ち良さそうに雲が流れ、
白い雪と青い空とのコントラストが見事な白銀の絶景。
わずかな期間に冬と春とを強烈に体験した。
こうした穂高の季節のめぐりを、
ひとりの人間としては少なくはない回数これまでに経験してきたが、
しかしきっとそんなものは山の存在の前では無に等しい。
穂高の春はこんな感じ… なんぞというこちらの予想を自然はいともたやすく上まわる。
今回もいろいろと思い知らされた。
穂高を知れば知るほど、山への畏れは深まるばかりだ。
さて、賑わった穂高も、これでまた夏山シーズンまでしばらく静寂をとりもどす。
ちょっと振り返ってみると…

(2013/04/29 奥穂岩峰)
4月としては強い寒気の影響で大雪となってしまい、
初日の28日は入山規制という事態で今年の大型連休は始まった。

(2013/05/03 常念岳と朝陽)
天候回復後も寒気の影響で低温状態。
ちなみにこの写真撮影時は気温−14℃、風速25mで体感気温は−40℃にもなっていたであろうか。

(2013/05/04 あずき沢にて)
しかし連休後半は天候も安定、ぞくぞくと涸沢から登山者の方が登ってみえた。

(2013/05/04 奥穂雪壁)
奥穂高岳へのルートの核心、…雪面固いから気をつけて!

(2013/05/04 北尾根三・四のコル下部)
あんなとこにも人が…
トレースが全く残らないことに雪面の固さが見て取れる。

(2013/05/05 レスキューフライトの長野県警ヘリ「やまびこ」)
連日の出動、たいへんにご苦労様です。
たくさんの事故が起きてしまったけれど今春は穂高で死亡事故がなかった(たぶん…)のはよかったです。

(2013/05/05 あずき沢にて)
ついに素手に半袖の方発見!
連休後半は陽光ふりそそぐ本来の春山に。

(2013/05/05 あずき沢にて)
もうちょっとで小屋ですよ。 がんばっ!

(2013/05/05 白出のコルにて)
この装備で奥穂行って来ました。
…ぼく、キマっとんなぁ〜

(2013/05/04 涸沢槍付近)

(2013/05/04 涸沢岳より前穂高岳)
ほんとうに連休の前半と後半では全く山の表情が違った。
小屋ごと飛ばされるのではないかと思う程の凄まじい烈風、
ものの数分で指先の感覚がなくなる程の寒さ、
掘っても掘っても埋められる雪…
陽光が降りそそぎ、
爽やかな風に気持ち良さそうに雲が流れ、
白い雪と青い空とのコントラストが見事な白銀の絶景。
わずかな期間に冬と春とを強烈に体験した。
こうした穂高の季節のめぐりを、
ひとりの人間としては少なくはない回数これまでに経験してきたが、
しかしきっとそんなものは山の存在の前では無に等しい。
穂高の春はこんな感じ… なんぞというこちらの予想を自然はいともたやすく上まわる。
今回もいろいろと思い知らされた。
穂高を知れば知るほど、山への畏れは深まるばかりだ。
さて、賑わった穂高も、これでまた夏山シーズンまでしばらく静寂をとりもどす。
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あけまして春山
- 2013-05-03 Fri 19:44:43
- 穂高
やっと穂高に陽光が降りそそぐようになった。

(2013/05/03 11:50am)
昨日、今日と朝は−10℃を下回るほど冷え込むし、日中の風もまだまだ冷たい。
でも陽光の力強さはまぎれもなく五月のそれだ。

(2013/05/03 3:00pm 涸沢岳より)
登山者の動きも活発になっていてあちこちでその姿を目にするし、
涸沢岳や奥穂もルートにはステップが形成されて安定してきた。

(2013/05/03 8:00am 涸沢岳より)
そして山荘にも見慣れた常連さん達の姿がチラホラ…
中でも知る人ぞ知る高原篤子さんは今年も元気よく「あけましておめでとうございますぅ!」とあいさつして下さった。
その変わらぬ元気なお姿にまたお会い出来てなによりである。
が、その後涸沢岳へ向かう私の背後で、
「ハチロウさんって、なんかぁー 足を骨折したらしいですよぉ! ダイジョウブかなー?」
と、居並ぶ登山者の方々へはもちろん、穂高中に聞こえるような元気なお声でおっしゃるのが聞こえて、
思わずヘリポートあたりでズリ落ちそうになった。
…いやぁ、カンベンしてください。 まだちょっとたどたどしい足取りですけどダイジョウブですから。
でもなんか高原さんのお声を聞いて、また今年も始まったンやなぁと実感した。
やっぱ穂高の春はこうでなくちゃあな。

(2013/05/03 11:50am)
昨日、今日と朝は−10℃を下回るほど冷え込むし、日中の風もまだまだ冷たい。
でも陽光の力強さはまぎれもなく五月のそれだ。

(2013/05/03 3:00pm 涸沢岳より)
登山者の動きも活発になっていてあちこちでその姿を目にするし、
涸沢岳や奥穂もルートにはステップが形成されて安定してきた。

(2013/05/03 8:00am 涸沢岳より)
そして山荘にも見慣れた常連さん達の姿がチラホラ…
中でも知る人ぞ知る高原篤子さんは今年も元気よく「あけましておめでとうございますぅ!」とあいさつして下さった。
その変わらぬ元気なお姿にまたお会い出来てなによりである。
が、その後涸沢岳へ向かう私の背後で、
「ハチロウさんって、なんかぁー 足を骨折したらしいですよぉ! ダイジョウブかなー?」
と、居並ぶ登山者の方々へはもちろん、穂高中に聞こえるような元気なお声でおっしゃるのが聞こえて、
思わずヘリポートあたりでズリ落ちそうになった。
…いやぁ、カンベンしてください。 まだちょっとたどたどしい足取りですけどダイジョウブですから。
でもなんか高原さんのお声を聞いて、また今年も始まったンやなぁと実感した。
やっぱ穂高の春はこうでなくちゃあな。
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白い五月
- 2013-05-01 Wed 18:28:04
- 穂高
今日から五月。
しかし今日は皐月の陽光とはほど遠い一日で、
朝方には気温が−10℃を下回っていたし終日強い西風が吹いていた。

(2013/05/01 8:00am)
奥穂へのルートは昨日のミゾレまじりの雪が凍りつきベルグラ(薄氷)やエビのシッポとなっている。

(2013/05/01 4:45pm)
例年であれば人が歩けばルートはどんどんバケツ(大きなステップ)が形成されて歩きやすくなるのだが、
今年の現状はほとんどアイゼンの爪あとしか残らず、部分的にはほとんどアイスクライミングの技術が必要となる。
この厳しい状況をもたらしている上空の寒気はしばらく居座りそうで、
晴れていても気温の低い状態は続きそうだし急な天候悪化もありえる。
今年の穂高は五月になってもなお冬の厳しい貌(かお)をたたえたままだ。
しかし今日は皐月の陽光とはほど遠い一日で、
朝方には気温が−10℃を下回っていたし終日強い西風が吹いていた。

(2013/05/01 8:00am)
奥穂へのルートは昨日のミゾレまじりの雪が凍りつきベルグラ(薄氷)やエビのシッポとなっている。

(2013/05/01 4:45pm)
例年であれば人が歩けばルートはどんどんバケツ(大きなステップ)が形成されて歩きやすくなるのだが、
今年の現状はほとんどアイゼンの爪あとしか残らず、部分的にはほとんどアイスクライミングの技術が必要となる。
この厳しい状況をもたらしている上空の寒気はしばらく居座りそうで、
晴れていても気温の低い状態は続きそうだし急な天候悪化もありえる。
今年の穂高は五月になってもなお冬の厳しい貌(かお)をたたえたままだ。
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たのむ…
- 2013-04-29 Mon 20:26:48
- 穂高
事故が起こってしまった。
除雪をしていたら奥穂の雪壁から叫び声とともに人が落ちてきた。
見るからに重傷だがそれでも確かにまだ息のある要救助者を、山荘のみんながそれぞれの立場で力を尽くしヘリ収容した。
誰も言葉にはしなかったけれど「たのむ… なんとか助かってくれ」と心の中で祈りながらことにあたっていたと思う。
夕刻、岐阜県警を通じて一報が入った。
まだ集中治療室に入っていて予断はゆるさないけれど、なんとか一命は取り留めたと。
よかった…
ほんとうによかった と少しだけ安堵。
重苦しかった仲間たちの表情もちょっと明るくなった。
…それにしても、
レスキュー対応の真っ只中に、
「事故があったと聞きましたがその人は生きているんですか? 死んだんですか?」と電話をかけてきた某テレビ局、
あまりの腹立たしさに「そんなもんっ! しらんわい!!」と思わず電話を叩ききってしまったが、
少なくとも我々は現場で全力を尽くしてその人を救おうとしている。
その相手に、そんなこと聞いてくるなよなと思う。
〈スミマセンです 今日は何も写真はありません〉
除雪をしていたら奥穂の雪壁から叫び声とともに人が落ちてきた。
見るからに重傷だがそれでも確かにまだ息のある要救助者を、山荘のみんながそれぞれの立場で力を尽くしヘリ収容した。
誰も言葉にはしなかったけれど「たのむ… なんとか助かってくれ」と心の中で祈りながらことにあたっていたと思う。
夕刻、岐阜県警を通じて一報が入った。
まだ集中治療室に入っていて予断はゆるさないけれど、なんとか一命は取り留めたと。
よかった…
ほんとうによかった と少しだけ安堵。
重苦しかった仲間たちの表情もちょっと明るくなった。
…それにしても、
レスキュー対応の真っ只中に、
「事故があったと聞きましたがその人は生きているんですか? 死んだんですか?」と電話をかけてきた某テレビ局、
あまりの腹立たしさに「そんなもんっ! しらんわい!!」と思わず電話を叩ききってしまったが、
少なくとも我々は現場で全力を尽くしてその人を救おうとしている。
その相手に、そんなこと聞いてくるなよなと思う。
〈スミマセンです 今日は何も写真はありません〉
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営業初日
- 2013-04-28 Sun 23:28:51
- 穂高
今日から穂高岳山荘の2013年度営業が始まった。

(2012/04/28 9:50am)
夜明け頃はまだ「冬」という感じで風も強く視界もあまり良くなかったが、
次第に青空が広がり陽光降りそそぐ「春」となった。
だが昨日の降雪は小屋周辺で1mに達しようかというほどで、
当然、涸沢からのルートはちょっと踏み込めるはずもなく、
今年の営業初日は開店休業となっても致し方ないと思っていた。
ところが、午前8時過ぎの単独行の方を皮切りに、
(この方は加藤文太郎か? というほど足が早く強い方であった)
涸沢岳方面からポツリポツリと登山者の姿が現れ、
計3パーティ11名の方々が皆、果敢に奥穂山頂へと向かってゆくではないか。

(2012/04/28 11:40am)
聞けば皆さん「涸沢岳西尾根」からとのこと。
そう。
もしも自分が今のコンディションで穂高稜線を目指すなら「西尾根」かなぁ… とは考えていた。
涸沢岳西尾根は雪崩をさけて尾根筋を辿る冬の穂高のメインルートである。
でも大型連休のこの時期にわざわざトレースする方はそうはいない。
それに通常は2400m付近で幕営し、そこから蒲田富士、涸沢岳を経て奥穂高岳までをピストンするという長丁場となり、
痩せた雪稜や岩稜も辿る技術的、体力的に易しいルートではない。
今日お見えになったのは社会人山岳会の方がほとんどであったようだが、
1パーティが白出のコルで幕営、そして最後のお一人は素泊まりでのご宿泊で、今シーズン初のお客さんとなられた。
明日はみなさん涸沢へ下山とのこと。
今日の午後、涸沢まではチラホラ人影も見られたが涸沢と稜線の間は未だトレースはない。
もちろん白馬の雪崩事故はご存知であるし、涸沢もどこで雪崩れてもおかしくないリスクはあると思う。
出来るだけザイテンを辿り慎重な行動をお願いした。

(2012/04/28 9:50am)
夜明け頃はまだ「冬」という感じで風も強く視界もあまり良くなかったが、
次第に青空が広がり陽光降りそそぐ「春」となった。
だが昨日の降雪は小屋周辺で1mに達しようかというほどで、
当然、涸沢からのルートはちょっと踏み込めるはずもなく、
今年の営業初日は開店休業となっても致し方ないと思っていた。
ところが、午前8時過ぎの単独行の方を皮切りに、
(この方は加藤文太郎か? というほど足が早く強い方であった)
涸沢岳方面からポツリポツリと登山者の姿が現れ、
計3パーティ11名の方々が皆、果敢に奥穂山頂へと向かってゆくではないか。

(2012/04/28 11:40am)
聞けば皆さん「涸沢岳西尾根」からとのこと。
そう。
もしも自分が今のコンディションで穂高稜線を目指すなら「西尾根」かなぁ… とは考えていた。
涸沢岳西尾根は雪崩をさけて尾根筋を辿る冬の穂高のメインルートである。
でも大型連休のこの時期にわざわざトレースする方はそうはいない。
それに通常は2400m付近で幕営し、そこから蒲田富士、涸沢岳を経て奥穂高岳までをピストンするという長丁場となり、
痩せた雪稜や岩稜も辿る技術的、体力的に易しいルートではない。
今日お見えになったのは社会人山岳会の方がほとんどであったようだが、
1パーティが白出のコルで幕営、そして最後のお一人は素泊まりでのご宿泊で、今シーズン初のお客さんとなられた。
明日はみなさん涸沢へ下山とのこと。
今日の午後、涸沢まではチラホラ人影も見られたが涸沢と稜線の間は未だトレースはない。
もちろん白馬の雪崩事故はご存知であるし、涸沢もどこで雪崩れてもおかしくないリスクはあると思う。
出来るだけザイテンを辿り慎重な行動をお願いした。
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