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俺たちのトレース

  • Posted by: Hachiro
  • 2017-12-23 Sat 14:31:56
  • 穂高
某雑誌の取材で涸沢岳西尾根から奥穂高岳登頂というルートを、私と星野秀樹カメラマンそれにサポート役のもう一名を加えた3名で登って来ました。

各山岳雑誌で活躍する星野秀樹=「星やん」とは、彼が学生時代に穂高岳山荘にアルバイトに訪れた頃からの知り合いで、かれこれ30年近い付き合いになります。
スチールとムービーという違いはあれど、お互い「山を撮る」ということを生業としており、私は星やんの一本ビシッと筋の通った仕事ぶりにはいつも賞賛と感嘆の思いを抱いておりました。

いつだったか取材撮影で彼が穂高小屋へ訪れた際、イッパイ呑んだ勢いで、
「星やん、こんど冬の西尾根取材とか一緒に行かへん? トレースの無い時期に下からきっちりラッセルして、で次は稜線の冬期小屋で呑もうや!」と盛り上がったのです。
ところがなかなかに互いの仕事や天候の巡りが上手く合わず、今回ようやく、かれこれ5年越しにその話が実現する運びとなったのです。



PC200137.jpg
(2017/12/20 涸沢岳西尾根・蒲田富士付近をゆく)




「他人の踏み跡をたどるのなんかオモロナイ! 自由に、思う存分、俺たちだけのトレースを残そうぜっ!」
と、敢えて人のいない時期を狙って往年の勢いのまま燃えて挑んだのはよかったのです。

でも今年は近年になく雪が多くて、樹林帯はもとより蒲田富士付近でも「もうエエわ! もう充分デス… スミマセン。。。」というラッセルにつぐラッセルでした。
天気巡りにはバッチリ恵まれたとはいえ、もう「アラフィフ」になってしまった我々にはいささか過酷過ぎだったかもしれません。


でもそうしてたどり着いた稜線は素晴らしかった。


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(2017/12/21 冬至前日の朝陽)



折しもまた今年も穂高稜線で「冬至」を迎えたわけですが、前穂に最も近づいた太陽はとても幻想的な朝を見せてくれました。

星やんも歓声をあげながらシャッターを切り続けていて「いやー もう見開き100頁くらい良いの撮れたっすよー」とご満悦。




そうして極めた奥穂山頂では、流れる雲の中からそりゃあもう見事なジャンダルムが姿を現してくれました。


A091_11191641_C015_000541.jpg
(2017/12/21 厳冬のジャンダルム)




いやー 厳しかったけど、楽しかったなぁ。


掲載がいつになるのか知らないのですけれど、いずれ星やんの素晴らしい写真が紙面を飾ると思います。
乞うご期待!











































Comments: 3

どくろる・てぃっぷる URL 2018-04-13 Fri 10:14:54

このときの山行が、「アントキノキノチ」の一節に「そのまんま」なんですね。
実は私も40年来のさだまさしファンで、今度お目にかかったらその話をしようと。

未読だった「アントキノキノチ」が手元に届いたのが5日の夜でした・・・

URL 2018-04-09 Mon 07:29:41

このブログの山行を下山後神岡で会ったのが最後ですね・・・・・・

とびっこ URL 2017-12-30 Sat 20:26:53

GOODですね!!!素晴らしいです!!!

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