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アントキノイノチ

  • Posted by: Hachiro
  • 2018-03-20 Tue 05:56:18
  • 穂高
先日の上映会の応援に駆けつけてくれた友達がいました。
なんと会うのは10年ぶりで久闊を叙したのですが、まあお互い日々の暮らしをヒッシノパッチでやってきていたわけです。
でその友達が「なぁハチロー、まっさんの『アントキノイノチ』って小説、読んだか? 白出沢が出てくるんやゾ⁈」って教えてくれました。
“まっさん”とはそう“さだまさし”さんです。
僕もそいつも共にもう40年来の「隠れさだファン」であるのです。
(…ヤバい、暴露してしまった)
かなり前に発表されたその小説は映画にもなっていたと思うのですが、なぜか未読でした。
で、昨日の雨を幸いに一日で読了。
いやぁ よかった。
ややもすると重いテーマを、彼の方の歌同様の繊細な言葉と卓越した構成で見事に描ききっておられます。
しっかしまあこのヒトは相変わらずなんちゅう才能なんや、
桑田佳祐や中島みゆきもそうやけど、やっぱさだまさしは天才やわと思いました。



180315 白出_398
(2018/03/15 穂高牧場付近より穂高西面)


さて上の写真は左から蒲田富士(涸沢岳西尾根)、涸沢岳、白出のコル(穂高小屋)、奥穂高岳、ジャンダルムなのですが、
その小説に出てくる白出沢の件りは、
「ボクは、お馴染みの白出沢から上がって西尾根から涸沢岳へ登って、まあ、三日の行程ですからゆっくり蒲田富士へ出て戻ったんですけど」
というもので、マニアックな「蒲田富士」までも出てきたりして、
しかも時期は12月20日頃って、それまんまオレの山行やん!と思わずつっこみつつも嬉しくなってしまいました。
そしてその後には如何にもという悲しいエピソードが続いたりもしています。

そしてこんな文章も、
「……山登りで一番難しいのはね、登ることじゃない。登った山を無事に下りることだ。事故の多くは下山時に起きるものだ。無事に下りて初めて登山が成立する。ま……下りが一番難しいってこともきっとこれから学ぶと思う。人生という山を無事に下りるという生命の重さや……難しさも……」

いやー マイッタというか、こうもさりげなく山登りの本当のところを記せるもんなんですかね。
まっさんって山、登るんか⁈

物語そのものはほとんど登山とは無関係ですけれど、胸にとどく「イノチ」を想って力をもらえる一冊だと思います。


しかしこの本、表紙を穂高の写真にしとけばもっと売れたかもしれん。
(って、そりゃあ山ヤにだけか……)




























Comments: 7

Me URL 2018-04-25 Wed 14:55:56

アントキノイノチ、読み終えました。このブログで紹介されたものは興味深く、思わず手に取ってしまいます。久しぶりにじ~んときた本でした。大切な命。Hachiroさんを思いながら、このブログの記事を思いながら読みました。

URL 2018-04-18 Wed 17:11:09

八郎さんみつかったかな。

宮田さんのファン URL 2018-04-16 Mon 21:51:59

すいません、コメント気になってずっと見てます。
皆さんが話されてることは本当でしょうか…?

URL 2018-04-16 Mon 11:11:39

山の男が海で遭難するとは、ご冥福をお祈りします。

nobu URL 2018-04-13 Fri 12:18:38

アンタノイノチはどうなったんだ!
帰ってこいよ

山田一郎 URL 2018-04-09 Mon 00:18:37

宮田さん行方不明って本当ですか?

藤本雅美 URL 2018-03-20 Tue 13:42:59

登山は人生そのもので自然に還ることを教えてくれます。太古の昔から受け継がれた…DNAが甦り人としての有り様を教えてくれます。

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